[ ドイツ国防軍 ドライジーネ重装甲偵察列車 砲兵車(Artilleriewagen) ]ドライジーネ重装甲偵察列車は
パルチザンなどによる鉄道への攻撃に対し
監視、対応するため
1944年に登場した自走装甲列車です。
傾斜させた側面(厚さ20mm)を採用した車体に
役割語とに様々な機能を持たせた車両で
ガソリンエンジンがついているので
1両ごとに自走することも可能になっていますが
あまり馬力がないため
最高速度は時速40kmまでしかでません。
ドライジーネにはいくつか種類があり
砲兵車両…III号戦車やIV号戦車の75mm砲を搭載
指揮車両…無線用のアンテナと機銃用の砲塔を搭載
輸送車両…アンテナがついていないだけで指揮車と同じ感じ
対空戦車両…IV号対空戦車の砲塔を搭載(たぶん対空じゃなく対人用)
といった感じに数種類があります。
何両か連結して運用されたり
38(t)戦車を載せた貨車を連結して運用されたほか
砲兵車は1両でも火力が高いため
単独で走行して線路や沿線に以上がないか
確認する作業にも使用されていました。
ドライジーネたちは終戦までの短い期間でしたが
対パルチザンで威力を発揮しました。

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[ ドイツ帝国鉄道 シーネンツェッペリン ]シーネンツェッペリンは1929年に試作された車両です。
アルミを使用して軽量化した車体(内装もめちゃ簡素)や
流線型の前面など先進的な車両で
航空機のエンジンを使用した
プロペラ推進を採用しています。
試験走行では最高速度時速230kmと
ガソリンを使用した鉄道用車両で
世界一の記録を持っていますが
1両でしか運行できず大量輸送に向いていないほか
プロペラがすごく危ないため
実用化はされず他の試験に使用されたのち
車両は1939年に解体されました。

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