[ 小田急電鉄 2100形 ]2100形は1954年に登場した通勤形電車です。
台車や車体軽量化のため試作された電車で
2両編成4本が製造されました。
車体長17.5mの片開き3ドア車で
小田急の通勤電車では初めて
車内に蛍光灯が使用されています。
駆動方式はつりかけ駆動で
ブレーキには中継弁がついた
空気ブレーキを採用していましたが
この中継弁がタイムラグをつくるため
短いホームの多い当時の駅では
停車するのがとてもたいへんだったそうです。
2100形は1975年まで活躍し
引退後はモーターが初代4000形に再利用されたほか
3両分の車体が三岐鉄道に譲渡されて
モハ120形・クハ210形として活躍しました。

[ 小田急電鉄の車両図鑑 ]
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